写真は龍5ヶ月頃、犬種の特性が出はじめたころ。

BRITTANYについて詳しく知ることの出来るサイト
http://breton-freek.com/
 
 
 

左写真は龍2歳を迎えた頃。

松岡氏に撮っていただいた上の写真と違い、ポーズとアングルがいまいちだが、こうして比べてみると、筋肉にメリハリがつき、がっしりとした雄らしい体つきになってきたように思う。

なにより、全体的に毛が伸びて、特に胸元や前脚の飾り毛がだいぶ豊かになってきた。

写真/深大寺にて

 
 
 

先日、何気なく撮った写真が、龍の成長を見るのに最適だったので、載せてみました。同時に、かなり主観が入っていますが、ブリタニーの特徴や魅力についても、まとめてみました。これからブリタニーを迎えようとお考えの方・・・参考までに。

〈成長〉
右は5ヶ月ごろ、左は2歳と4ヶ月ごろの写真ですが、こうして上の2枚の写真を並べてみると、この2年で随分がっしりとした体格になったものだと、改めて感動します。
四肢、胸部の筋肉にメリハリと厚みが付き、薄っぺらだったパッドも肉厚に、そして、顔は鼻のストップがはっきりしてきたのがわかります。
龍の場合は5ヶ月の頃までぐんぐん成長し、その後は微妙に、少しずつ大きくなってきたかんじです。 ちなみに、龍は他のブリさん達よりちょっと短足かもしれません。^^
なるべく運動を多くするなど、太らないように心がけてはいるつもりですが、もともと骨太なのか、ほとんどぜい肉は無いのに現在約15キロ。・・・崖っぷちの龍です。
飾り毛は 、生後8ヶ月頃から少しずつ豊かになりましたが、それ以前は全くの短毛。飾り毛以外は今も短毛、お手入れしやすい犬種だと思います。
テンションの高い性格は2歳を過ぎた今も相変わらずですが、経験によって少しずつ大人になってきた気がします。

〈特徴・魅力〉
ブリタニーについては、これまで、様々な犬の本を買ってもあまり載っていなかったのですが、最近になって、ようやく載っている本が増えだした、あるいは掲載されているスペースが、以前より大きく扱われるようになってきた気がするのは、気のせいでしょうか・・・。
ブリタニーの体型的ないちばんの特徴としては、体長と体高のバランス(比率)だと思います。前腕からほぼまっすぐ上のいちばん高い部分、キ甲までが体高ですが、ブリタニーは体高と体長がほぼ同じ長さ、体長が短く全体にきゅっとつまっている印象そして、厚みのある胸部からスタイフル(膝)の付け根までの角度が急なのも特徴と言えるでしょう
細い女の子でも手で触ってみると、驚くほど胸部の筋肉がしっかりと発達しているのに驚きます
個体差はあるものの、飾り毛以外はだいたい短毛なので、カサが無い分、見た目どおりの肉が付いているので、小さい割に体重もあるのです。
また、面長で大人っぽいイングリッシュ系の猟犬と異なり、マズルもそれほど長くないし、先が丸く短い耳のせいでしょうか、子供っぽい面立ちです。 感情をそのまま映し出す表情豊かな瞳も、ブリタニーの特徴・魅力のひとつでしょう。

まだそれほど知られていない犬種であることに加え、上記の特徴とちゃかちゃかと良く動き回る(良く言えば軽快で機敏な動き)タイプなので、初めて見る人に、成犬になっても子犬のような印象を与えるブリタニーですが、その走りを見たら、愛嬌のある風貌から受けるイメージが一変するはず!
今も現役の猟犬として活躍していることが一瞬にして理解できる、ダイナミックで力強い、すばらしい走りを見せてくれるからです。
コンパクトな体に秘められた、タフでエネルギッシュな走りを見たとき、起伏の激しい山野を駆け上がっては、降り、そしてまた登りをくりかえし、大きな犬が行けない藪の中をくぐり抜けて、鳥を見つけ、知らせ、追い立て、そして最後は、獲物を運ぶ役割までをこなすというブリタニーの、もう一つの魅力に触れられた気がして・・・、つい顔がほころんでしまうのを押さえることができないほどです。
愛嬌のある外見とのギャップこそが、ブリタニーの魅力だと言っても過言ではないと思います
「そこんとこ、もっと詳しく書いてよね!」と言いたくなってしまうのは私だけでなく、ブリタニーと共に暮らしている皆さんが感じていると思います。

〈性格〉
性格的な特徴については上でも触れましたが、感受性が強いブリタニーは、基本的に優しく(かと言って、穏やかとは違う)活発で陽気、よく遊び、攻撃性も極めて少ない、家庭犬として迎えるにふさわしい資質を充分すぎるほど持った犬種だと言えるでしょう。性格は見かけどおり! 愛嬌があって楽しいのです。
甘え上手で、好奇心が旺盛。犬種的に自主性が高く、自己判断もするブリタニーにとって、ノーリードができるようにする訓練、呼び戻しがいちばん難しいでしょう
また、とても感受性が強いので(これは本にもよく載っていることですが)、少しきつく叱るとすぐに凹みます(立ち直りも早いが)。 なので、あまり厳しいしつけには向かないかもしれません。
できるだけ、人なつっこくて楽天的なブリタニーの良さを損なわないようにしたいものです。
私は、まだ他の犬と暮らしたことがないのですが、ブリタニーはとても賢いので、小さい頃から教えれば「教えただけのことを吸収し、進歩する犬」というのが私の印象です。 ブリタニー、可愛いですよ!


↑までは龍が二歳半ごろまでに書き、また書き足されたものです。


「ブリタニーは可愛い!」が、しかし・・・、
現在も現役の猟犬として活躍しているほどのブリタニーは、その小さな体から湧き出る瞬発力的なパワーもさることながら、個体差はあるものの、驚くほどの持久力を持つ犬です。
そのパワー、エネルギッシュなところを魅力と感じ、それに付き合う気力、体力がブリタニーと一緒に暮らす人間側にも求められ、必要とされます。
そうと知らずに見た目の可愛さや、「中型犬だから飼いやすいだろう」というだけでブリタニーを迎えられたとしたら・・・、ブリも人間も、どちらにとってもストレスになる可能性があるかもしれません。
こうした問題は(いつも感じるのですが)ブリタニーに限らず、というか、犬種に限らず、または犬に限らず、動物と共に暮らすという行為自体、しいては自分以外の生ある何か(同じ人間を含めて^^)との生活には、その形や条件を変えて発生する問題の一つであると思います。
・・・ただ、それを知っていて決断をするか否かで、生活や心が豊かになることもあれば、苦しくなってしまうことがあるのも現実だと思います。
そういう私は、ブリタニーの龍を迎え入れる時点では、後者、全くの無知な人間でした。
龍を迎え入れた後でさえ、ブリタニーという犬種についての情報が少なすぎて、龍の成長と共にブリタニーについて調べながら納得し、3年経って、ようやく龍との生活を楽しめる多少の余裕が出てきたかな?と思えるようになってきたところです。
もちろん、それ以前でも、楽しいと感じることはたくさんありましたが、子犬を育てる(躾るを含め)ことの大変さや、自分の仕事との兼ね合い、少ない人数の家族(多いから良いというわけでもないでしょうが)で、運動量の多い犬と暮らす大変さに追われ、またその生活に慣れるのに時間がかかってしまったのです。
幸運にも、3年以上かかって(笑)、お互いが何となく妥協できるラインを見いだし、多少の精神的余裕が出来たと思えますが、同時に、3年以上経った現在、今の現況以上の負荷がかかることは私には無理なんだなぁーと認識するに至っています。
一言では言い尽くせない様々なケースがあり、その犬の特性を暮らしてから知るか、知ってから暮らすかのどちらが良い結果になるかは断言できないものの、知っていてある程度のことが予測できるに越したことはないと思えます。
悲しい状況に追い込まれたり、悲惨な最後を迎えるたくさんの犬たちが後を絶たない昨今、せめて、人生の何分の一かを共に暮らすことに決めた(または決める)犬を不幸にしないためにも・・・、人間はせっかく想像力というものを持って生まれてきたのですから、その想像力をフルに働かせなくてはならないのだと思う今日この頃です。



 
 
  犬種の特徴については、基本的な規定はありますが同じ犬種でも各国、または協会などで微妙な(いや、かなりかも)差があるようです。例えば、日本で厳しく規定されている秋田犬ですが、だいぶ違うタイプのwanが外国ではチャンピョンになったりするそうです。…ということで、上記「ブリタニーの特徴」が掲載されている本はイギリスの出版社ですから、本場フランスとは多少の違いがあると考えられます。